ヒトラー暗殺、13分の誤算
Elser
ヒトラーが最も恐れた暗殺者は、
平凡な家具職人だった。
2015年10月16日-2015年11月26日
ひとりの家具職人が夢見た世界。
ヒトラーがもっとも恐れた“平凡な男”の驚愕の信念とは?
魅力的で、衝撃的で、最後にはとてつもなく心動かされる。
『ヒトラー ~最期の12日間~』に並ぶ傑作!!(ヘラルド・スコットランド/アリソン・ロワット)
あと13分早ければ、世界は変わるはずだった―。
戦後70年を経て今明かされる、ドイツ政府が隠し続けた衝撃の感動実話。
1939 年11月8日、恒例の記念演説を行っていたヒトラーは、いつもより早く切り上げた。その後、仕掛けられていた時限爆弾が爆発──ヒトラーが退席して13分 後のことだった。その爆弾は精密かつ確実、計画は緻密かつ大胆、独秘密警察ゲシュタポは英国諜報部の関与さえ疑った。しかし、逮捕されたのは36歳の平凡 な家具職人、ゲオルク・エルザー。彼はスパイどころか、所属政党もなく、たった一人で実行したと主張。信じ難い供述の数々―。それを知ったヒトラーは徹底 的な尋問を命じ、犯行日までの彼の人生が徐々に紐解かれていく。
監督は『ヒトラー ~最期の12日間~』で“人間、ヒトラー”を描き、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた名匠オリヴァー・ヒルシュビーゲル。本作でも、昨年メルケル独首相が公式に讃えた男の、知られざる真実を明らかにする。
恋と音楽、そして自由を謳歌していた男の揺ぎない信念とは―?魂揺さぶる衝撃の感動実話。
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ゲオルク・エルザー(1903-1945)
独 ヴュルテンブルク出身。優秀な大工、機械職人としてその才能を発揮。彼が計画したビュルガーブロイケラー爆発事件は、一労働者による単独犯行であることや 戦争突入への早期予見など、“ワルキューレ作戦”等 40以上あったヒトラー暗殺事件の中でも特異性を放つ。逮捕後はヒトラー政権終焉まで収容所で生かされていた。その理由は諸説ある。
監督:オリバー・ヒルシュビーゲル
製作:ボリス・アウサラー/オリバー・シュンドラー/フレート・ブライナースドファー
脚本:レオニー=クレア・ブライナースドファー
出演:クリスティアン・フリーデル/カタリーナ・シュットラー/ブルクハルト・クラウスナー/ヨハン・フォン・ビュロー
2015年/ドイツ/114分/カラー/シネスコ/5.1ch
字幕翻訳:吉川美奈子
配給:GAGA
©2015 LUCKY BIRD PICTURES GMBH,DELPHIMEDIEN GMBH,PHILIPP FILMPRODUCTION GMBH & CO.KG