ポリエステル
polyester
空前にして絶後!! 甘美にして快感!?
噂のニオイの出る映画。ついに登場!
1986年11月1日-1986年11月28日 レイトショー
「ポリエステル」は、世界初のニオイの出る映画。画面を見ながらカードをこすり、10種類のニオイをかぐという全く新しい体験だ。何のニオイが出るかは、映画を見てのお楽しみ。
出演はディヴァイン、エディス・マッセイなどおなじみの顔ぶれの他、50年代のB級映画スター、タブ・ハンター、ロック・バンド“ロード・オブ・ザ・ニュー・チャーチ”のヴォーカリスト、スティーブ・ベイターズなども出演。音楽もブロンディのメンバーが担当している。
物語の主人公は、ボルチモア郊外に住むフィッシュポー家の主婦フランシーン。ポルノ映画館を経営する夫のエルマーは公然と浮気。露出狂の娘ルルは、男友達との淫行のはてに妊娠、自殺未遂。息子のデクスターは、女性の足に興奮し、踏みつけたくなる性癖を持ち、あげくに少年院入りしてしまう。おまけに守銭奴の母親のいじめも加わり、一日として悩みの絶えないフランシーンは落ち込み、すべてに失望して自殺を図るが死にきれない。
そんな中で唯一の心の支えは、友人のカルドス。彼女は気晴らしにフランシーンをいろいろな場所に連れ出す。そのうち、妙にあちこちで見かけるハンサムボーイ、トッドにフランシーンは心ひかれていく。
一方、息子は少年院から戻り芸術活動に目覚め、娘も自分を取り戻し、フランシーンはトッドと愛し合うようになり、彼女にも幸福がやってきたかのように思われるが・・・。
監督+製作+脚本:ジョン・ウォーターズ
撮影:デビッド・インスレー
編集:チャールズ・ロゲロ
音楽:クリス・ステイン/デボラ・ハリー
キャスト:ディヴァイン/タブ・ハンター/エディス・マッセイ/ミンク・ストール/スティーブ・ベイターズ
1981年/アメリカ/カラー/86分
原語:英語
配給:ぴあ