ベンゴ

ベンゴ 

Vengo

アンダルシア─ フラメンコの陶酔はここから はじまる

2001年5月26日-2001年7月19日

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作品概要

「ベンゴ」は単にフラメンコを扱っているのではない。
映画自体が本能的にフラメンコなのだ。─トニー・ガトリフ


●魂に突き刺さる生きざまの音楽、フラメンコを見事に映像化!
常に自らのルーツであるロマ(ジプシー)をテーマに撮り続けてきたトニー・ガトリフ監督の本作は、“フランメンコの揺籃”と称されるアンダルシア地方を舞台にしたフラメンコ映画である。アントニオ・カナーレス、トマティートほか現代フラメンコの頂点に立つ天才的ダンサー、ミュージシャンたちと共に本物のフラメンコを見事に映像化し、ガトリフ監督は自らの血に流れるロマの魂を体現し、誇り高き民族の物語を作り上げた。

●伝統のフラメンコを現代に蘇らせた天才フラメンコダンサー、
アントニオ・カナーレス主演、フラメンコギターの頂点に立つトマティートと
その仲間が奏でる魂の音色。
生きざまの音楽であるフラメンコを映像化するには、人が実際に生きた経験を具現化すべきだと考えていたガトリフ監督は、アンダルシアの大切な友人たちを役者として使い、彼らと彼らの家族のために映画を作った。そして主演の「威厳があり、誇り高く感情は激しい。実にフラメンコ的であり、まさにアンダルシアの男」カコ役には
現代フラメンコダンサーのカリスマ、アントニオ・カナーレスを選んだ。また熱い
情熱と信頼のもとに集まった最高のミュージシャンたち、“フラメンコのルーツ”がここに終結した。フラメンコギターの名手、トマティートの力強いギター、スーフィ音楽の最後の伝承者、アマッド・アル・トゥミ。偉大なフラメンコシンガー、ラ・パケーラ・デ・ヘレス。アンダルシアの“ふつうの人々”の地をも揺るがす情熱のダンスとともに、スクリーンにあますことなく映し出されたフラメンコの生粋がここにある。

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スタッフ・キャスト

監督+オリジナル脚本:トニー・ガトリフ
脚色+台詞:トニー・ガトリス/デビッド・トゥルエバ
撮影:ティエリー・プジェ
カメラ・オペレーター:クロード・ガルニエ
音響:レジス・ルロウ
協力:フィリップ・ウェルシェ
編集:ポーリーン・デルー

出演:アントニオ・カナーレス/オレステス・ビリャサン・ロドリゲス/アントニオ・ペレス・デチェント/ボボーテ/フアン・ルイス・コリエンテス


2000年/スペイン・フランス/カラー/89分/シネマスコープ/SRD
字幕:石田泰子
原語:スペイン語

提供:日活トライエム・ピクチャーズフランス
後援:スペイン大使館/日本フラメンコ協会
宣伝:日活
配給:日活

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