王は踊る

王は踊る 

Le Roi Danse

わが君はベルサイユの舞台に輝く太陽、わが愛は報われぬ闇。

2001年7月20日-2001年9月21日

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作品概要

才気溢れるダンサー、「太陽王」ルイ14世と
宮廷音楽家リュリとの禁断の愛の物語
『カストラート』の名匠コルビオ監督の絢爛豪華な傑作!

●わずか20年前に解読された17世紀バロック・ダンスの舞踏譜。そこにはフランス国王ルイ14世と、王を生涯愛する音楽家リュリの名が記されていた─。
ルイは、わずか5歳で国王になったが、政治の実権は母と愛人が握っていた。幼い時から音楽とダンスの才能に恵まれていた彼にできることは、ダンスを通して人々の
崇拝を獲得することであった。そんな彼のそばには常に一人の男がいる。国王ルイ
14世をまさに太陽のごとく輝かせるために3000曲余りを作曲し、バロック・ダンスの隆盛を支えた音楽家にして舞踏家、リュリである。彼の情熱の源は、国王である
一人の男、ルイに対する熱く狂おしい愛にほかならなかった。本作は、時代を輝かせた二人の男の秘められた苦悩と禁断の愛の物語であり、宮廷内の権力闘争の中で
若き14世が政治の実権を握り、真の権力者となる極上のサスペンスである。

●優美なバロック・ダンスが現代に蘇った!
ルイ14世のダンサーとしての地位を決定した、プティ・ブルボン宮でのルイと
リュリの初舞台<夜のバレ>の「昇る太陽」役の踊りや、傑作オペラ<アティス>の「眠り」役、成人したルイが金粉に身を包んで踊ったと伝えられる<堂々たる恋人たち>等をバロック・ダンスのステップに忠実に振り付けた。またリュリとモリエールが演じた舞台は1670年にシャンボール城で初演された<町人貴族>の再現である。さらに本作ではバロック時代に演奏された弦の先端が尖っているバロック・ボウ(ヴァイオリン)、そしてリュリがダンスを教える時に使用していたポシェット
(小さなヴァイオリン)などの数々の古典楽器も再現されている。

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スタッフ・キャスト

製作:ドミニク・ジャンヌ
監督:ジェラール・コルビオ
脚本:エーヴ・ド・カストロ/アンドレ・コルビオ/ジェラール・コルビオ
脚本協力:ディディエ・ドコワン
撮影:ジェラール・シモン
美術:ユベール・ブイユ
衣裳:オリヴィエ・ベリオ
メイク:アンヌ・モラリス
振付:ベアトリス・マサン
音楽監修+指揮:ラインハルト・ゲーベル

出演:ブノア・マジメル/ボリス・テラル/チェッキー・カリョ/コレット・エマニュエル/セシール・ボワ/クレール・ケーム/ヨハン・レイゼン


2000年/ベルギー・フランス・ドイツ/カラー/115分/スコープサイズ
ドルビーSRD
字幕:古田由紀子
原語:フランス語

提供:アミューズピクチャーズ/テレビ東京/日本ヘラルド映画
宣伝:樂舎/日本ヘラルド映画
配給:日本ヘラルド映画

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