ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
HEDWIG AND THE ANGRYINCH
きっとみつかる。
2002年2月23日-2002年6月28日
誰もが、自分の「カタワレ」を探している・・・。
●マドンナやデヴィッド・ボウイも熱狂し、NYのオフ・ブロードウェイで2年半以上のロングランを記録したロック・ミュージカル、ついに映画化!
舞台と同じ監督・脚本・主演ジョン・キャメロン・ミッチェルによって映画化された本作は、サンダンス映画祭でプレミア上映され、鳴りやまない拍手の中、最優秀監督賞と最優秀観客賞をダブル受賞。その後も数々の賞を受賞し、性も人種も世代も軽々と乗り越えて、観客に生きる勇気を呼び起こした。本作は自分の「失われたカタワレ(missing half)」=「愛」を追い求める無名のロックシンガー、ヘドウィグの数奇な半生を、グラムロックにのせて贈るロック・ミュージカル。生半可な「癒し」などこっぱみじんに吹き飛ばす圧倒的な喪失感と愛への渇望を謳い上げるその姿が、胸に切なく突き刺さる。
●夢と引き換えに刻まれた、「怒りの1インチ(アングリーインチ)」
1960年代後半。旧東ドイツ生まれの少年ヘドウィグは、自由を得てロックシンガーになる夢を叶えるため、アメリカ兵との結婚を決意し性転換手術を受けることとなる。しかし、股間には手術のミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。渡米するも離婚し、ロックバンドを組むヘドウィグ。やがて青年トミーに出会うが、トミーはヘドウィグのオリジナル曲すべてを盗んでビルボードNo.1のロックスターに登りつめる。裏切られたヘドウィグは自らのバンド「アングリーインチ」を引き連れ、トミーの全米コンサートを追い、大会場の脇のしがないレストランで巡業する。果たしてヘドウィグは、自分の魂である歌を取り戻し、探し求めてた「愛」に出会うことができるのか・・・。
監督+脚本:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞+作曲:スティーヴン・トラスク
製作:クリスティーヌ・バァション/ケイティ・ルーメル/パメラ・コフラー
撮影監督:フランク・デマルコ
プロダクション・デザイン:テレーズ・デ・プレス
編集:エルヴェ・シュニード
衣装デザイン:アリアンヌ・フィリップス
アニメーション・ジークエンス&アートワーク創作:エミリー・ハブリー
キャスト:ジョン・キャメロン・ミッチェル/スティーヴン・トラスク/
ミリアム・ショア/マイケル・ピット/アンドレア・マーティン
2001年/アメリカ/カラー/92分/ビスタサイズ/SR・SRD・SDDS・DTS
字幕:石田泰子
原語:英語
サントラ盤:カッティングエッジ(AVEX)
提供:テレビ東京/ニッポン放送/ギャガ・コミュニケーションズ
協力:エスピーオー
後援:フランス大使館
宣伝:ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ