リヴ・フォーエヴァー

リヴ・フォーエヴァー 

LIVE FOREVER

WHAT HAPPENED THEN?

2004年7月3日-2004年9月17日レイトショー
2004年7月17日-2004年8月13日モーニングショー
2004年8月14日-2004年9月17日追加上映 ライズエックス

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作品概要

オアシスVSブラー

この歴史的なロック界の確執について当事者たちの口から
これほどストレートに語られた事がいまだかつてあっただろうか?

90年代ブリット・ポップの中心的人物となり、時代を大きくリードしたのが、労働階級出身のノエル・ギャラガー&リアム・ギャラガー率いるオアシスと、中流階級出身のデイモン・アルバーン率いるブラーだった。オアシスは94年にアルバム「オアシス」を携えて、衝撃的なデビューを飾り、一躍時代の寵児となる。一方ブラーも94年のアルバム「パーク・ライフ」が大評判となり、スターダムに登りつめる。双方の人気が頂点に達する頃、事件が起こる。95年8月のオアシスVSブラーの新曲同日発売である。それは当事者たちの思惑をこえ、様々な世論を巻き込み一種の社会現象とまでなった。これがきっかけとなった両者のバトルは60年代の“ビートルズVSローリング・ストーンズ”以来の歴史的な碓執と言われる程だった。『リヴ・フォーエヴァー』ではこの碓執の当事者であるオアシスのノエル・ギャラガーとブラーのデーモン・アルバーンが当時を本音で振り返るという奇跡に近い超貴重なインタビューに成功!更にその騒ぎを傍観する傍ら独自のスタンスで実力を発揮していたパルプのジャーヴィス・コッカーやマッシヴ・アタックの3D、スリーパーのルイス・ウエナーらのクールなコメント、音楽評論家のジョン・サヴェ一ジの鋭い分析やダミアン・ハースト、オズワルド・ボテングら時代の寵児たちの証言などを交えて、90年代ブリティッシュ・カルチャーを牽引してきたブリットポップの知られざる裏側に鋭く迫る、いまだかつてない秘蔵映像満載の話題のドキュメンタリー。この夏ついに日本上陸!!

1990年代 イギリス
クールブリタニアの時代
センセーショナルな何かが始まろうとしていた

90年代に入りイギリスは社会全体が新しい局面を迎えることになる。その時代の予兆を見事に体現してみせたのがオアシス、ブラー、パルプらの出現で湧いたブリットポップと呼ばれるミュージックシーン。またそれに続き1995年5月、イギリスではサッチャー政権のあと11年ぶりに労働党が政権を取り戻し、史上最年少の首相トニー・ブレアが政権を握った。「新しいイギリス」、「新しい世代」。ブレアが自らのスピーチでたびたび使用したフレーズ。これに呼応するかのようにブリティッシュ・カルチャーのルネッサンスが次々に始まる。映画ではダニー・ボイル監督の『トレインスポッティング』がハリウッドにはないクールな映像で世間をあっと驚かせ、ファッションではオズワルド・ボーテング、アレキサンダー・マックイーン、ジョン・ガリアーノといった伝統に捕われない新しい才能が出現、またアートではダミアン・ハーストに代表される大胆な発想とセンセーショナルなテーマが世界の脚光を浴びた。アメリカ的な消費文化に対抗し、イギリスのアウトサイダーたちが花開かせたブリット・カルチャーがこの時まさに世界の中心にあったといっても過言ではない。米国の代表的カルチャー誌「ヴァニティ・フェア」はブリティッシュカルチャールネッサンスの大特集を組み、新しい才能たちによる新しいイギリスを “クールブリタニア”と呼び、この特集は世界的な大反響を呼んだ。『リヴ・フォムエヴァー』ではブリットポップの裏側に迫る一方、これら90年代を彩った伝説的なライブ、映画、アート、ファッションの貴重な映像とサウンドの発祥地であるコルチェスター、エセックス、シェフィールド、マンチェスターなどの風景を全編に散りばめて、短くも光輝いていた90年代イギリス、クールブリタニアの時代を再現。懐かしいサウンドとシャープな映像から生み出される高揚感に再び胸が熱くなる事必至である。

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スタッフ・キャスト

監督:ジョン・ダウアー
製作;ジョン・バットセク
撮影:フレデリック・ファブレ

出演:ノエル・ギャラガー/リアム・ギャラガー/デーモン・アルバーン/ジャーヴィス・コッカー/ダミアン・ハースト/オズワルド・ボーテング

2002年/イギリス/82分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSR
字幕:石田泰子
サウンドトラック:東芝EMI&ソニーミュージック

後援:ブリティッシュ・カウンシル
提供:ワイズポリシー+クロックワークス
宣伝:ワイズポリシー
配給:ワイズポリシー

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