モンスター

モンスター 

MONSTER

アカデミー賞「最優秀主演女優賞」シャーリーズ・セロン

2004年9月25日-2004年11月19日シネマライズ
2004年11月20日-2004年12月3日ライズエックス

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作品概要

なぜ、愛することを知ってしまったのだろう・・・


「無垢ゆえに死んでいった女性の真実を伝えたい!」女優魂にアカデミー賞は輝いた

「私の夢を叶えるために、いつも多くのことを犠牲にしてくれたお母さん、本当にありがとう」 今年のアカデミー賞の授賞式。最優秀主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロンの頬を涙がつたい会場は感動に包まれた。実はシャーリーズには南アフリカにいた少女時代、家庭内暴力によって彼女を殺そうとした父を母が射殺(正当防衛)するという暗い過去があったのだ。今は「世界で最も美しい50人」に選ばれるほどの美貌と、バレエで鍛え上げたスレンダーなスタイルを武器に、数々の映画で魅惑的なヒロインを演じ続けるその彼女が、本作では主演に加えプロデューサーを買って出るほどの、すさまじいまでの女優魂を見せつけた。13キロ以上も体重を増量し「モンスター」と呼ばれた実在の連続殺人犯役に挑戦、その迫真の演技でアカデミー賞ほか2003年度世界中の各映画賞を総ナメにした。アメリカ初の女性連続殺人犯として、社会を震撼させたアイリーン・ウォーノスの誰も知らなかった真実。その壮絶な人生に一人の美しい女優が共感し共鳴し渾身の演技を見せた、せつなく胸に迫る感動のドラマ。この傑作に全世界が驚き、そして惜しみない賞賛の拍手を贈った。

「泣かないで、私の心」アイリーン・ウォーノスの切ない真実を見つめて

主人公のアイリーンは全米初の女性連続殺人犯として<モンスター>と呼ばれ、スキャンダラスに取り上げられ、2002年死刑に処刑されている。シャーリーズは本作が長編デビューとなるパティ・ジェンキンズ監督とともにアイリーンにコンタクトを取り続け、死刑前夜に本人から了承をとり、10数年にわたる彼女の手紙などから真実に迫っていく。希望を持ちながらも、不幸な環境で生まれ育ったゆえち、娼婦としてしか生きる術しか知らなかった虐待と侮辱に彩られながらも希望を持ちながらも希望を持ち、娼婦として過酷な日常を生き抜いてきたアイリーン。しかし夢見ることに疲れ自殺を考えたその時、生まれて初めて自分を蔑むことなく愛してくれる人とめぐりあう。普通の幸せを求めながらも、アメリカ社会の閉鎖性に生きる道を失っていくアイリーン。共演をクリスティーナ・リッチ、ブルース・ダーンに恵まれ、シャーリーズの熱演とジェンキンズ監督の精神は一人の女性が連続殺人へと追い込まれたせつない真実と社会の偽善や歪みすら浮き彫りにするのだ。

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スタッフ・キャスト

監督+脚本:パティ・ジェンキンズ
プロデューサー:シャーリーズ・セロン/マーク・デイモン/クラーク・ピーターソン/ドナルド・クシュナー/ブラッド・ワイマン


キャスト:シャーリーズ・セロン/クリスティーナ・リッチー/ブルース・ダーン

2003年/アメリカ/109分/ヴィスタサイズ/SRD、DTS
字幕:松浦美奈
R-15

提供:ギャガ・コミュニケーションズ
協力:松竹
宣伝:ギャガGシネマ風
配給:ギャガGシネマ

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