アマレット
amoretto
音楽は、私たちをどこへ連れていってくれるのだろう・・・
2004年12月25日-2005年1月14日シネマライズ(デジタル上映)
2005年1月15日-2005年3月4日ライズエックス(デジタル上映)
夢のコラボレーションが実現
森淳一(監督)× DREAMS COME TRUE × 一色伸幸(脚本)
音楽を底辺においた映画を、一生に1本撮ってみたかった、というDREAMS COME TRUEの吉田美和と中村正人。2人の中で随分前からあたためていた映画を作りたいという思いやその大まかな原案は、中村が脚本家の一色伸幸に連絡をとることで、一気に実現に向かうことになる。「私をスキーに連れてって」「病院へ行こう」などヒット作品の脚本を数多く手がける一色氏は中村の大学の同級生だった。監督は「Laundry」「恋愛小説」などで高い評価を得ている新進気鋭・森淳一。一色氏と森監督という顔合わせに映画初挑戦の吉田、中村が本気で挑んだ。
撮影は約2週間という強行スケジュールの上、その短い間にも台風が相次ぐという、過酷な状況で行われた。そんな中、現場でのスタッフひとりひとりの映画作りへの愛情や熱気に触れ、「短い映画だけに、ミュージック・ビデオの延長みたいなものにはしたくなかった。映画のプロとやって、映画というものを撮りたかった」という彼らの当初の目的は、得難い収穫をともないながら、見事果たされることとなる。
「アマレット」という売れないフォークバンドで活動を続ける観音崎すみれ(吉田美和)と安田康夫(中村正人)。2人とも「ドリカム」にそっくりということから、生活のために、「ドリカム」のそっくりさんとして地方まわりをさせられている。そして、営業に行く先々でさまざまなドラマが生まれる。そんなある日、2人それぞれにスカウトの話が来て・・・。
喧嘩を重ねながらも、互いに気遣い合う2人。理想と現実との狭間での、2人の葛藤。2人にとって音楽とは、2人の関係とは。
**amoretto(アマレット)**
イタリア語で、「友達以上、恋人未満」の意味
監督:森淳一
原案:中村正人+吉田美和
脚本:一色伸幸
音楽:大谷幸
プロデュース:森谷雄+西前俊典
撮影:中山光一
主題歌「ラヴレター」:DREAMS COME TRUE
吉田美和/中村正人/伊藤淳史/剛たつひと/肥後克広/ケイ・グラント/高杉瑞穂/劇団ひとり/NAOMI YOSHIMURA/宮崎あおい/陣内孝則/夏八木勲
2004年/日本/45分
企画・製作:DCT entertainment, inc.
制作プロダクション:@MOVIE JAPAN inc.