ブロークン・フラワーズ

ブロークン・フラワーズ 

BROKEN FLOWERS

人生は思いがけない驚きを運んでくる

2006年4月29日-2006年6月16日

★2005年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞

↑ PAGE TOP

作品概要

心を打たれるおかしさ。人生が愛おしくなる傑作!
〈ジム・ジャームッシュ監督×ビル・マーレイ主演〉の
世界的大ヒット作、いよいよ日本公開!

2005年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。以後、全米、ヨーロッパなど30カ国以上の映画館を大らかなユーモアと感動で包み込み、大ヒットを記録している『ブロークン・フラワーズ』。前作の短編集『コーヒー&シガレッツ』でも起用したビル・マーレイ扮する主人公のドン・ジョンストンは、コンピューターでひと財産を築いたものの、どこか情けない、盛りを過ぎた女ったらしの独身男。一緒に暮らしていたシェリー(ジュリー・デルピー『ビフォア・サンセット』)も、結婚や子供についてまじめに考えられないドンに愛想をつかし、家を出てしまう。そんな矢先、彼のもとに配達された差出人不明のピンク色の手紙。そこには「あなたの子供がもうすぐ19歳になる」と書かれていた―。
人生の岐路に立たされたドンをクスクス笑いながら、やがて抱きしめたくなるような愛情がわき起こる、ジム・ジャームッシュ監督6年ぶりの長編最新作。

思いも寄らない旅の始まり。豪華女優が演じる、かつての恋の花たち

本当に存在するかもわからない“疑惑の息子”の手がかりを探して、アメリカ全土に散った20年前の恋人たちのもとへと旅に出るドン。しかし、現住所を調べられ、不意にやってくる昔の男を歓迎できるわけがない。招かれざる客には当然、悲劇的な末路が待っている…!? 哀愁の漂う愛すべき中年俳優として今最も脂の乗ったビル・マーレイ(『ロスト・イン・トランスレーション』)が最高におかしな味を醸し出す。“女難”のドンを翻弄する豪華な共演女優たちの存在も最大のお楽しみの一つ。ティーンの娘ロリータと二人暮らしのローラ役には、シャロン・ストーン(『氷の微笑』)。ドンの不意の登場に始終戸惑い顔のドーラ役には、フランセス・コンロイ(『キャットウーマン』)。“愛犬”の死後、突然、動物と会話する能力を授かったと語る“アニマル・コミュニケーター”のカルメン・マーコウ博士役にアカデミー賞女優ジェシカ・ラング(『ビッグ・フィッシュ』)。ドンに陰険な視線を送り、レズビアン的嫉妬が匂うカルメン博士のアシスタント役にクロエ・セヴィニー(『ブラウン・バニー』)。ドンの惨めな旅の終止符を打つパンキッシュな美女ペニー役には、超個性派女優ティルダ・スウィントン(『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』)。
最高のキャストに恵まれ、とぼけた笑いのスキをついて切なさが胸に沁みる、人生が愛おしくなるような傑作が誕生した!

↑ PAGE TOP

スタッフ・キャスト

監督+脚本:ジム・ジャームッシュ

出演:ビル・マーレイ/ジェフリー・ライト/シャロン・ストーン/フランセス・コンロイ/ジェシカ・ラング/ティルダ・スウィントン/ジュリー・デルピー/マーク・ウェバー/クロエ・セヴィニー

2005年/アメリカ/106分/Dolby SRD/アメリカン・ヴィスタ
字幕:古田由紀子
PG-12

提供:キネティック/レントラックジャパン/テレビ東京/東京テアトル/アミューズソフトエンタテインメント/双日
協賛:アニエスベー
宣伝:キネティック
配給:キネティック/東京テアトル

↑ PAGE TOP