神童

神童 

大丈夫、あたしは音楽だから。

2007年4月21日-2007年6月8日

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作品概要

言葉を覚える前にピアノが弾けた、13歳の“神童”うた。
音大を目指して浪人中、19歳の“落ちこぼれ”ワオ。
ふたりの心が響きあったとき、世界は音楽で満たされる。


響きあう。奏であう。ふたつの心がひとつの音になって、音楽が溢れだす。

♪音楽と映像の美しいハーモニー! 日本初本格クラシック映画がついに誕生
ピアノの才能に恵まれ、“神童”ともてはやされながらも、自らの才能をもてあましている13歳のうた。球技は禁止され、いつも手袋着用という窮屈な生活の中で、娘の才能の為に全てを捧げる母親からの重圧、父の不在も胸に大きくのしかかっていた。そんなある日、落ちこぼれの音大受験生ワオと出会ったうたは、ふたりで“音”を共有する体験を通して、音楽の真の喜び、人とのつながりのあたたかさに目覚め、やがては音楽そのものである自分自身を受け入れていく―。空前のクラシック・ブームの中、音と映像のハーモニーを体感し、魂をふるわせる珠玉の映画が誕生しました。

♪14歳の大女優・成海璃子、今最も注目を集める松山ケンイチ。
新世代スターが放つ、旬の輝き
主人公うたに扮するのは本作が映画初主演となる成海璃子。ドラマ「瑠璃の島」「1リットルの涙」で注目され、『神童』を含め今年3本もの主演映画が公開予定という彼女はまさに14歳の大女優。今回は“神童”という難役を演じるにあたって幼少時から習っていたピアノの猛特訓をおこない、流れるような鍵盤さばきを披露しています。ワオ役には、『デスノート』『男たちの大和 YAMATO』で大ブレイク、いま最も注目される若手男優・松山ケンイチ。本作では大らかな優しさでうたを見守るワオを等身大の魅力たっぷりに演じています。そのほか柄本明、吉田日出子、手塚理美、甲本雅裕、串田和美、西島秀俊といった日本映画・演劇界屈指の実力派が脇を固めているのも見逃せません。

♪クラシックからポップまで色鮮やかな音楽満載!
クラシック漫画の金字塔、待望の映像化
日本初の本格クラシック映画にふさわしく、クラシック界の新鋭が参加しているのも本作の魅力のひとつ。三浦友理枝、清塚信也ら注目のピアニストたちが映画初出演をはたしたほか、わずか5歳でウィーン国立音楽大学予備科への入学をはたした“世界の神童”和久井冬麦がピュアな音を提供。モーツァルトやベートーヴェンといったクラシックの名曲の数々はもちろん、チボ・マットとしても知られるハトリ・ミホやクラムボンのミトらによるポップかつ美しいメロディが全編を彩ります。原作は、漫画ファンのみならずクラシック・ファンからも熱烈な支持を集めている、さそうあきらの傑作漫画。監督は、前作『帰郷』が国内外で高く評価された俊英・萩生田宏治、脚本は『リンダ リンダ リンダ』の向井康介が務め、新しくもどこか懐かしいあたたかみをたたえた傑作に仕上げました。


♪本作で使用される主な楽曲♪
L.V.ベートーヴェン ピアノソナタ 第23番ヘ短調 作品57「熱情」
F.メンデルスゾーン 無言歌 作品62第6番「春の歌」
F.ショパン 12の練習曲 作品10第4番
F.ショパン 12の練習曲 作品25第11番「木枯らし」
F.シューベルト 即興曲 作品142第2番D935
W.A.モーツァルト 歌曲「春へのあこがれ」 K.596
W.A.モーツァルト ピアノソナタ イ短調 K.310
W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲第20番 二短調 K.466

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スタッフ・キャスト

監督:萩生田宏治
脚本:向井康介
原作:さそうあきら「神童」(双葉社刊) 
音楽:ハトリ・ミホ
主題歌:「リプルソング」ミトfeat.原田郁子
製作:『神童』製作委員会
企画:ピクニック
オリジナル・サウンドトラック:EPICレコードジャパン

出演:成海璃子/松山ケンイチ/手塚理美/甲本雅裕/串田和美/浅野和之/キムラ緑子/貫地谷しほり/西島秀俊/吉田日出子/柄本明
ピアノ演奏(asうた):和久井冬麦
ピアノ演奏(asワオ):清塚信也


日本/カラー/120分/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル

協力:ヤマハ株式会社
宣伝:ビターズ・エンド
配給:ビターズ・エンド

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