それでも生きる子供たちへ
All the Invisible Children
地球の希望は、この子供たちだ。
2007年6月9日-2007年7月20日
心の底があたたかくなる、
生きる強さを与えてくれる、
そんな7つの物語
スラムは遊び場に。ゴミ捨て場は冒険の場に。
子供たちは、生きることの天才だ。
両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、7つの国の監督たちがドラマチックに描く。
子供ならではの恐れを知らない逞しさと、劣悪な状況をも新鮮な遊び場にしてしまう想像力。
数々のエンターテイメント作品を世に送り出してきた巨匠たちは、子供たちに敬意を表し、大人の視点から哀れむことをしていない。子供の目線と感受性を表現した結果、観客の問題意識を揺さぶりながらも、胸を打つドラマとして本作を成立させた。
話の発端は2002年。イタリアの女優マリア・グラッツィア・クチノッタ、キアラ・ティレシとその友人で、イタリアパートを監督したステファノ・ヴィネルッソが、世界中の子供たちの窮状を救うための映画を作ろうと立ち上がった。イタリア外務省の協力、国連の二つの機関、ユニセフ、WFP 国連世界食糧計画も参加も、企画の実現に大きな役割を果たしている。参加者ひとりひとりの情熱が、この斬新な企画を成功に導き、奇跡のコラボレーションが実現した。
輝く子供たちの未来のためにできることをはじめた人たちがいる。そして今、この瞬間も子供たちは生きのびるためタタカッテいる。
「大人は誰も、昔は子供だった。でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。」 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ「星の王子様」
監督:カティア・ルンド/ジョーダン・スコット&リドリー・スコット/スパイク・リー/エミール・クストリッツア/メディ・カレフ/ステファノ・ヴィネルッソ/ジョン・ウー
2005年/イタリア・フランス/130分/ビスタ/ドルビーデジタル/カラー
字幕:関 美冬
PG-12
提供:ギャガ・コミュニケーションズ
後援:財団法人日本ユニセフ協会+WFP 世界食糧計画+イタリア大使館
宣伝:ギャガ宣伝【ゼロ】+maison こども bureau
配給:ギャガ・コミュニケーションズ