ダフト・パンク エレクトロマ
DAFT PUNK'S ELECTROMA
人間になることを夢見て
映像×音楽 壮大なるヴィジュアル・オデッセイが今、始まる!
2007年4月28日-2007年6月8日レイトショー
ダフト・パンクによる噂のロード・ムービーが遂にベールを脱ぐ!
今、僕たちは自由な発想によって<映画>で実験を試みている。
10年以上も前から<音楽>でそれを行なってきたように。
“ミュージシャン”“映画監督”というのは、単なる言葉にすぎない。
アートを創造し、人々と共有すること。それが、僕たちのやりたいことなんだ。
―トーマ・バンガルテル、ギ=マニュエル(ダフト・パンク)
ミニマルでレトロ=フューチャーな“目の音楽”
2006年カンヌ国際映画祭に出品され話題となった『ダフト・パンク エレクトロマ』は、映画通(シネフィル)のトーマとギ=マニュエルによる、映画的引用(サンプリング)の豊かさとその音楽に共通するストーリーの深淵とを意識させる、彼らの初監督作品。『ディスカバリー』『HUMAN AFTER ALL~ 原点回帰』などを大成功させ、ダンス・ミュージックを世界のマーケットへと知らしめたフランス出身の2人組は、スパイク・ジョーンズ、ミシェル・ゴンドリー、松本零士ら、気鋭なクリエイターたちとのPVでのコラボレーションを経て、念願の長編映画監督デビューを果たす。本作は、「『イージー・ライダー』と『2001年 宇宙の旅』を混在させたような作品」と本人たちが語り、またリベラシオン紙には、「『ブラウン・バニー』や『ジェリー』、マシュー・バーニーの流れる物体をリミックスさせた美しい作品」と絶賛された。人間になることを夢見て、旅に出るロボット2体の物語を映像と音楽のみで描き、ミニマルでレトロ=フューチャーな“目の音楽”を創り上げた。
人間になりたい!と願う2体のロボット・・・。
荒涼とした砂漠を疾走する1台のクルマが田舎町に滑り込む。眩しく光るヘルメットを被り平穏な日常を送る町の住人たちは、同じ風貌の彼らのことを特に気にする様子もない。だが彼らはそんな平凡で幸福な光景に背を向け、そこを去ると“いつか人間に”という切実な想いを叶えるべく、最先端の機器と科学者に身を委ねる。果たして人間になり、念願の“顔”を手に入れられるのか。そして、彼らがヘルメットを脱ぐ時が来るのだろうか!エディ・スリマンがデザインしたディオール オムのレザージャケットに身を包み、ナンバープレートは“HUMAN”のフェラーリ412に乗り込むロボット2体の壮大な旅が今、始まる!
監督:ダフト・パンク(トーマ・バンガルテル、ギ=マニュエル)
音楽:トッド・ラングレン+ブライアン・イーノ+カーティス・メイフィールド他
2006年/イギリス映画/1時間14分/35mm/カラー/アメリカンビスタ/ドルビーSRD DTS
協力:TOSHIBA EMI+フランス音楽輸出振興事務局
配給:エイベックス・エンタテインメント + ロングライド