マラノーチェ

マラノーチェ 

MALA NOCHE

ポートランドの渇いた路上に、
俺たちの“最悪の夜”[マラノーチェ]が舞い降りる・・・。

2007年7月21日~2007年8月24日シネマライズ/レイトショー
2007年8月25日~2007年9月21日ライズエックス

★2006年カンヌ国際映画祭監督週間オープニング上映作
★1988年トリノ ゲイ&レズビアン国際映画祭グランプリ受賞
★1987年ロサンジェルス映画批評家協会賞最優秀インデペンデント作品賞受賞

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作品概要

ガス・ヴァン・サント(「エレファント」「ラストデイズ」)、
伝説の長編デビュー作


あいつは悪魔の様な奴さ。俺の心を翻弄し、そして虜にする。
安ホテル、シェルター、瞬くチャイナタウンのネオン・・・
しみったれた街に、ウォルトの、ジョニーへの一方通行の愛が描かれる。

街角の小さな食料品店に働くウォルトの前に、突然現れたジョニー。
ジョニーは、メキシコからの不法移民。その日暮らしの、ストリートチルドレンだ。
その野生児のような荒削りの美しさに、ウォルトは忽ち虜になってしまう。
しかし、2人は共通の言語を持ち合わせていない。
ウォルトの募る想いとは裏腹に、ジョニーは彼の心をするりとすり抜けてしまう。
そんな折、ジョニーとウォルトに最悪な夜が訪れる・・・。

私財を捧ぎ込んで完成したガス・ヴァン・サントの瑞々しくも画期的なアプローチが、今もなお新鮮な感動を喚ぶ幻の傑作、遂に公開!

『エレファント』『ラスト・デイズ』の衝撃が記憶に新しいガス・ヴァン・サント監督が、1985年に発表しながらも、その後、永らく人目に触れる事なく封印されてきた伝説の長編デビュー作が、この「マラノーチェ」だ。
ビート・ジェネレーションの影響を色濃く反映したポートランド出身の詩人、ウォルト・カーティスが1977年に初めて著した自伝的同名小説にガスが惚れ込み、私財を注ぎ込んで完成させた本作は、『ドラッグストア・カウボーイ』『マイ・プライベト・アイダホ』に先じて製作され、“ポートランド三部作”の第一作としても知られている。
世界の映画祭で上映され、批評家から絶賛されながらも、幻のカルト映画として語り継がれていたガスの名作が、最先端のHD処理により、クリアな映像と音質の完全復元に成功。息をのむモノクロームの美しさ、哀愁をそそるラテン音楽の旋律が、今、ニュープリントで蘇る!

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スタッフ・キャスト

製作+監督+脚色+編集:ガス・ヴァン・サント
原作+共同脚色:ウォルト・カーティス
撮影:ジョン・J・キャンベル
音楽:ピーター・ダマンキャレン・キッチン/クレイトン・リンゼー

出演 ティム・ストリーター/ダグ・クーヤティ/レイ・モンジュ

1985年/アメリカ映画/モノクロ・パートカラー/1:1.33スタンダード/モノラル/78分
字幕:松浦美奈

協力:ビクターエンタテインメント
宣伝:ワイズポリシー
配給:ワイズポリシー

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