コントロール

コントロール 

CONTROL

存在
それが何だというんだ
僕は精一杯 存在してる

2008年3月15日-2008年4月25日

★2007年カンヌ国際映画祭 カメラドール/スペシャル・メンション賞
★2007年英国インディペンデント映画賞 作品賞、監督賞、
新人監督賞、新人俳優賞(サム・ライリー)、助演俳優賞(トビー・ケベル)
★2007年エジンバラ国際映画祭 最優秀英国映画賞、最優秀演技賞(サム・ライリー)
★2008年英国アカデミー賞 英国作品賞、助演女優賞(サマンサ・モートン)、
新人映画人賞(脚本:マット・グリーンハール)、
ライジングスター賞(サム・ライリー) ノミネート

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作品概要

U2、デヴィッド・ボウイ、ビョーク・・・。
世界のロック・シーンを撮り続けたフォトグラファー、
アントン・コービンが描く、
青春を疾走した天才アーティストの若さゆえのはかなさ


ニュー・オーダーの前身として今や伝説のバンド、ジョイ・ディヴィジョン。
そのヴォーカリスト、イアン・カーティスが駆け抜けた短くも波乱の生涯を描いた
衝撃の話題作

1980年5月18日、全米ツアー出発の朝、彼は23年という短い人生に自ら終止符を打った。イギー・ポップの「ザ・イディオム」がプレーヤーの上で何度も歌っていた。デヴィッド・ボウイに憧れていた少年の心のままで、夢を見続けたかった―。
“ポスト・パンク”を代表するヒーローに上り詰め、熱狂のステージで激しく歌う裏で、イアン・カーティスは原因不明の痙攣、妻デボラと愛人アニークとの関係に揺れる。あくまで“ふつうの人間”として悩むロック・スターの知られざる一面は、多くの人たちの驚きと共感を得るに違いない。自分自身を抑制(コントロール)できずに苦しむ天才アーティストの若さゆえのはかなさ。それは誰もが経験する青春期に抱いた感情を呼び覚まし、観る者の胸をぐっと締めつける。

世界のロック・シーンを撮り続けたフォトグラファー、
アントン・コービン初監督作品

U2、ビョーク、デペッシュ・モード、ドリームズ・カム・トゥルー、北野武・・・ロック界のみならず世界を揺り動かすカリスマを撮り続けるフォトグラファー&アーティスト、アントン・コービン。独特の美しいモノクローム映像でフィルムのワンカットワンカットに青春期の若者の心の痛みを描いた一級のドラマとして、今年のカンヌ国際映画祭カメラドール/スペシャル・メンション賞、英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多5部門受賞など、海外の映画祭で映画監督としての手腕が高く評価されている。

ニコール・キッドマンも絶賛する新人サム・ライリーの魅力

ハリウッドでも活躍しているビッグ・ネームの若手俳優たちを抑えて抜擢されたイアン役のサム・ライリーは、恵まれた容姿と初々しい魅力でブレイク直前。ヴァラエティ誌の「今年注目の10人の俳優」にも選出。妻デボラは英国の名女優サマンサ・モートン(『ギター弾きの恋』)、愛人アニークは、コッポラやアンゲロプロスなど巨匠監督作品目白押しのアレクサンドラ・マリア・ララ(『ヒトラー~最期の12日間~』)が演じている。

70年代UKの音楽シーンを象徴するアーティストたち

あのインディーズ・レーベル“ファクトリー”創設者トニー・ウィルソンが共同プロデューサーとして参加、今年8月に死去した彼の遺作となる。さらに、ニュー・オーダーが、亡きイアンへの想いを込め、全面サポートして楽曲を提供。ジョイ・ディヴィジョン時代のブートレグなライブ音源も使用される。また、セックス・ピストルズ、デヴィッド・ボウイ、ヴェルヴェッド・アンダーグラウンド、イギー・ポップらの楽曲も時代の空気を浮かび上がらせる。

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スタッフ・キャスト

監督:アントン・コービン
原作「タッチング・フロム・ア・ディスタンス」:デボラ・カーティス

出演:サム・ライリー/サマンサ・モートン/アレクサンドラ・マリア・ララ

2007年/イギリス+アメリカ+オーストラリア+日本/119分/シネマスコープ/デジタルSRD/B&W
字幕:松浦美奈
PG-12
オリジナルサウンドトラック:ワーナーミュージック・ジャパン
原作本「タッチング・フロム・ア・ディスタンス」:蒼氷社

提供:スタイルジャム/3DAP JAPAN/IFF-CINV
宣伝:スタイルジャム+共同PR+エレクトロ89
配給:スタイルジャム

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