CINEMA RISE

2008年4月26日-2008年6月6日

★アカデミー賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット) ノミネート
★ゴールデン・グローブ賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
★ヴェネチア国際映画祭　主演女優賞(ケイト・ブランシェット)／審査員特別賞受賞
★全米映画批評家協会賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
★シカゴ映画批評家協会賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
★トロント映画批評家協会賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
★ラスヴェガス映画批評家協会賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
★女性映画批評家協会賞　特別賞(女性の権利)(ケイト・ブランシェット)受賞
★NYオンライン映画批評家協会賞　助演女優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
年間ベスト11作品
★サンタバーバラ国際映画祭　モダンマスター賞(ケイト・ブランシェット)受賞
★インディワイアー映画批評家協会賞　助演俳優賞(ケイト・ブランシェット)受賞
作品トップ10
★インディペンデントスピリット賞　ロバート・アルトマン賞受賞
★セントルイス映画批評家協会賞　オリジナル／革新的／創造的映画賞受賞
★ユタ映画批評家協会賞　作品トップ10
★ヒューストン映画批評家協会賞　作品トップ10
★カメリマージュ映画祭　ブロンズフロッグ賞(撮影：エドワード・ラックマン)受賞

トッド・へインズ監督が魅せられた、＜生ける伝説＞ボブ・ディラン


アルバム総セールス1億枚以上！ 66歳にしていまだ年間100本以上もの「ネバー・エンディング・ツアー」を続ける現役のトップミュージシャンであり、10年間ノーベル文学賞の候補にあがっていると言われている詩人、ボブ・ディラン。
「風に吹かれて」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」、「天国への扉」など数々の名曲をもつディランはその激動の人生を通して、ジョン・レノンをはじめ、ジミ・ヘンドリクス、U2、レッド・ホット・チリ・ペッパーズら今なお多くのアーティストたちの想像力を刺激してやまない。自らのイメージの「破壊」と「再生」を繰り返すディランの人生に魅せられたアメリカ映画界の鬼才トッド・へインズ監督（「ベルベット・ゴールドマイン」、「エデンより彼方に」）は、その奔放なイマジネーションを用いて、これまで誰もが不可能だと信じていた”ボブ・ディランの人生を映画化する“という奇跡を見事に達成。それゆえ本作は、ドキュメンタリー映画を除けば、ディラン本人が初めて公認した”真のディラン映画“となったのだ。

豪華キャスト6人が演じる、一人の男の６つの顔

野心に燃えたフォークシンガー、時代の寵児・ロックスター、ランボーに傾倒した詩人、一人の女性を不器用に愛した映画スター・・・・。様々な顔を持つディランを描くため実に7年の歳月を本作に費やしたトッド・へインズ監督の下にリチャード・ギア、ヒース・レジャー、クリスチャン・ベイル、そしてオスカー女優ケイト・ブランシェットと錚々たるハリウッド・スター6人が参加。全く新しいアプローチでボブ・ディランをスクリーンに浮かび上がらせる。タイトルにもなっている未発表曲「アイム・ノット・ゼア」をはじめ、全編にわたって36曲ものディランの楽曲が流れる中、6人によって紡がれる一人の男の人生を、観客は旅することになる。

“ボブ・ディラン・イヤー”開幕！

2007年、デビュー45周年を迎えたボブ・ディラン。2008年には初来日公演から３０周年を迎え、年をまたいでの“ボブ・ディラン・イヤー”が展開される。
“ディランを次世代へ繋げていこう！”のテーマから、最もポピュラーな曲ばかりを集めたベストアルバム「DYLAN THE　BEST」の発売を皮切りに、伝説のニュー・ポート・フェスティバルでのライブ映像が初のDVD化、日本からは福山雅治も参加したディラン写真展「VISIONS OF DYLAN」が世界で開かれるなど全世界規模で再評価の波が押し寄せている中、日本でも新たなムーブメントが起こりそうな予感。
本作も今年一番の話題作となること間違いなし！

監督：トッド・ヘインズ

出演：クリスチャン・ベイル／ケイト・ブランシェット／マーカス・カール・フランクリン／リチャード・ギア／ヒース・レジャー／ベン・ウィショー／シャルロット・ゲンズブール／ジュリアン・ムーア／ミシェル・ウィリアムズ

2007年／アメリカ／カラー・モノクロ／スコープサイズ／ドルビーSRD／136分
字幕翻訳：石田泰子／字幕監修：菅野ヘッケル
PG-12
オリジナルサウンドトラック：ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナル

宣伝：デスペラード＋エレクトロ89
配給：ハピネット＋デスペラード