TOKYO!
この街は進化し続ける運命にある─。
世界のトップクリエーターが、
ポップカルチャー溢れる東京の今を鮮烈に描く!
2008年8月16日~2008年10月10日
★2008年度カンヌ国際映画祭“ある視点”正式出品作品
世界最高のクリエーター
“ミシェル・ゴンドリー×レオス・カラックス×ポン・ジュノ”
奇跡のコラボレーション!
強烈なオリジナリティをもつ3人の監督が “世界で最もクールな都市”TOKYOを舞台に、新たなる日本映画を誕生させる。
最先端のポップカルチャーにあふれ、今 “世界で最もCOOLな都市”として、世界中の人々から熱い視線と羨望を浴びる街、東京。<MANGA><OTAKU><ZEN>「カワイイ」など空前の日本ブームに世界が揺れる中、NY、パリ、ソウルという大都市で活躍する3人の鬼才が、独自の視点と強烈な個性で東京を読み解く。本年度のカンヌ国際映画祭でも熱狂的な支持を集めた『TOKYO!』3部作が、ついにその全貌を現す!
1.『TOKYO!<インテリア・デザイン>』ミシェル・ゴンドリー from ニューヨーク
『エターナル・サンシャイン』、続く『恋愛睡眠のすすめ』で独特のロマンティック・コメディのスタイルを確立し、『僕らのミライへ逆回転』の公開も待たれるミュージッククリップ界の鬼才ミシェル・ゴンドリー監督。 本作では、恋人と一緒に東京へ上京してきた女の子が抱く“私は何のために生きているの?”という普遍的な問いを、ゴンドリーワールドともいえるキュートでファンタジックな世界に包みこんだ、不思議な優しさがあふれる物語が展開する。オーディションのため来日した監督自身が選んだ出演者には、「想い描いていた主人公の女の子がやって来た!」と監督の心を惹き付けた藤谷文子、監督たっての希望でアキラ役へのキャスティングが実現した加瀬亮をはじめ、伊藤歩、大森南朋、妻夫木聡、でんでんという日本を代表する豪華なキャストが集まり、ゴンドリーの独創的な映像世界と東京の風景がシンクロする。
2.『TOKTO!<メルド>』レオス・カラックス from パリ
鮮烈な長編デビュー作『ボーイ・ミーツ・ガール』で“ジャン=リュック・ゴダールの再来”と呼ばれ、『ポンヌフの恋人』で世界にその名を轟かせたアンファン・テリブル(恐るべき子供)レオス・カラックス監督。『ポーラX』以来9年ぶりの待望の最新作となる本作では、世界中の大都市に出没する謎の怪人=メルドが東京の街を疾走する!という不条理にみちた奇想天外な物語が炸裂する。突如東京を恐怖に陥れる怪人メルドには、『ボーイ・ミーツ・ガール』以来、カラックスの分身と言われてきた盟友ドゥ二・ラヴァン。『ポンヌフの恋人』から実に16年ぶりの顔合わせとなった本作でも、監督の心の内を体現するかのような圧倒的な存在感を放っている。またフランスの怪優、ジャン=フランソワ・バルメールが参加し、日本からは石橋蓮司、北見敏之、嶋田久作といった名優たちが脇を固めている。
3.『TOKYO!<シェイキング東京>』ポン・ジュノ from ソウル
実際の未解決事件を題材とした名作『殺人の追憶』を誕生させ、カンヌ国際映画祭等でも絶賛された『グエムル―漢江の怪物―』が韓国歴代動員史上1位を獲得した、俊英ポン・ジュノ監督。ハリウッドからの数多くのオファーを断り、初の海外作品として選んだ本作で描くのは、11年間引きこもりを続ける男が、ピザ宅配の少女と恋に落ちていく激しい心の揺れを視覚的にとらえた、珠玉のラブストーリー。監督からの熱烈なオファーを受けた出演者には、引きこもりの主人公に、自身もポン・ジュノ監督の大ファンだという香川照之、主人公が恋に落ちる不思議な魅力を放つ少女に蒼井優。そして『グエムルー漢江の怪物ー』で監督がグエムルのモデルにしたという逸話もある竹中直人をはじめ、荒川良々、山本浩二、松重豊といった個性際立つキャストが顔を揃えている。
『TOKYO!<インテリア・デザイン>』
監督+共同脚本:ミシェル・ゴンドリー
出演:藤谷文子/加瀬亮/伊藤歩/大森南朋/妻夫木聡/でんでん 他
『TOKYO!<メルド>』
監督+脚本:レオス・カラックス
出演:ドゥニ・ラヴァン/ジャン=フランソワ・バルメール/石橋蓮司/北見敏之/嶋田久作 他
『TOKYO!<シェイキング東京>』
監督+脚本:ポン・ジュノ
出演:香川照之/蒼井優/竹中直人/荒川良々/山本浩司/松重豊 他
主題歌:《 Tokyo Town Pages 》Performed by HASYMO
Music by 細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一
2008年/仏+日+韓 合作/110分/カラー/ビスタ/ドルビーデジタル
提供:ビターズ・エンド+バップ+博報堂DYMP+WOWOW+朝日放送+ピクニック
Supported by MTV JAPAN
配給:ビターズ・エンド