ファニーゲーム U.S.A.
FUNNY GAMES US
禁じられた遊び。
2008年12月20日-2009年1月30日
かつてない新感覚、SSS(トリプルエス)
<サディスティック・ショッキング・サスペンス>!!
ゲームをスタートしますか? YES NO
The game is simple ルールは簡単
Pick a family 家族を選択し、
Pick a victim 犠牲者を決定。
Shall we begin? さあ、ゲームのスタート
「明日の朝まで、君たちが生きていられるか賭けをしないか?」
湖畔の別荘で夏のバカンスを楽しむ3人家族の前に現れた招かれざる客-。それは、純白の手袋をし、純白のポロシャツに素足を晒した2人の美青年だった。隣家の遣いと称して現れた彼らは、最初は礼儀正しく振舞うが(1)、徐々にじわじわと冷酷で残忍な本性を露わにしていく…(2)。やがて彼らが始める理不尽な“ゲーム”(3)。何の罪もない、愛に満ちた家庭が純正暴力へと晒される。彼らにはなすすべはないのだろうか(4)。タイムリミットの朝。ゲームの覇者となり生き残ったのはいったい誰なのか・・・?!(5)
『ファニーゲームU.S.A.』衝撃の5ステージ!
(1)ターゲットに接近する。
恭しく申し訳なさそうに「卵を分けてほしい」と頼み、親切心につけいる。この際、外部との通信手段を絶っておく。
(2)ゲームの開始。
卵を落としては割る、また落としては割る…ターゲットの気持ちを苛立たせる。不快感を与え神経を逆撫で、挑発に乗った相手に一発殴らせたら、さあ、ゲームの始まりです。
(3)ゲームを楽しむ。
まず手始めに飼い犬を追い出し、黙らせる。ゴルフクラブで夫の膝を潰す。妻を羞恥の極みへと辱める。息子を隣家まで追い回す。勝手に飯を食う。
(4)ゲームの落とし穴。息子は渾身の逃亡、妻は相手の武器を奪い取り、まさかの反撃。夫は懸命に外部との通信手段を復活させる!
(5)ゲームの結末。
タイムリミット。最後に待ち受けていたのは思わず驚嘆する結末-! ネタバレでもない、夢オチでもない、映画史における新たな「禁じ手」が投じられる!
反骨のアーティストと豪華キャストが叩きつける挑戦状
01年『ピアニスト』でカンヌ映画祭審査委員特別賞、04年『隠された記憶』で同監督賞を受賞した巨匠ミヒャエル・ハネケの最新作は、伝説の傑作『ファニーゲーム』(97)の、自身による完全リメイク。舞台をアメリカに移し、敢えてオリジナル通りの設定でかつてない悪夢をより強烈に再現!他人事とは思えない不条理な暴力の恐怖を描き、暴力に加担する映画界やそれを消費してきた観客へ挑戦状を叩きつける!
出演は、監督からの単独指名にして本作の製作総指揮も兼ねるナオミ・ワッツ、その夫に名優ティム・ロス、一家を陥れる青年ポールに美形実力派のマイケル・ピット。ハリウッド屈指の演技派たちがプレイヤーとなった息苦しいほどにリアルな“ゲーム”の結末とは・・・?!
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ナオミ・ワッツ/ティム・ロス/マイケル・ピット/ブラディ・コーベット/デヴォン・ギアハート
2007年/アメリカ、イギリス、フランス、オーストリア、ドイツ/ドルビーSRD/ビスタサイズ/カラー/111分
字幕翻訳:稲田嵯裕里
PG-12
提供:東京テアトル、デイライト、アミューズソフトエンタテインメント
宣伝協力:トルネード・フィルム
配給:東京テアトル