バンク・ジョブ
THE BANK JOB
奪ったブツは、キャッシュとダイヤと王室スキャンダル。
2008年11月22日-2008年12月26日
封印された英国史上最大の銀行強盗事件─これは実話である。
本年度最高傑作!〈SEATLE TIMES〉
全英、全米大ヒット!
英国王室を震撼させた衝撃の実話、完全映画化!
60年代スウィンギング・ロンドンの時代は終りを告げ、激動の70年代の幕開け―。
T-レックスの“ゲット・イット・オン”がヒットチャートを賑わし、『時計じかけのオレンジ』の年末公開を控えた1971年ロンドン、英国全土を揺るがす一大事件が発生した―。
ベイカー・ストリートにある銀行の地下に強盗団が侵入、貸金庫内の数百万ポンドにも及ぶ現金と宝石類を強奪して行方をくらませたのだ。事件は数日間トップニュースとして報じられた後、しかし突如打ち切られた。それは英国政府からの〈D通告-国防機密報道禁止令〉によるものだった。歴史上数回しか発令されたことのないこの完全な報道規制の裏には、政府がどうしても報じられてはならない秘密が隠されていた。その秘密とは、英国最大のタブー、王室スキャンダルだったのである・・・。
『バンク・ジョブ』は、知る人ぞ知るこの〈実話〉を、当時の関係者の証言を基に再現し、謎に満ちた事件の真相をリアリスティックに描いた衝撃のクライム・サスペンスだ。実行犯たちは、貸金庫内の金品を強奪したまでは良かったが、その中には英国王女のスキャンダル写真だけでなく、政府高官や裏社会の顔役らが預けていた公にできない“秘密”が隠されていたのだった。実は寄せ集めの小悪党集団だった7人の実行犯たちに、筋金入りのプロの刺客が放たれる。一人、また一人と追いつめられていく犯人たちの運命は?そして奪われた“秘密”の行方は?命を賭けた駆け引きが始まった―。
事件関係者から非公式に寄せられた情報によれば、この映画で描かれているエピソードは、“9割が事実”とのことである。それを信じるか信じないかは見る者の自由だが、この映画が“強奪モノ”ジャンルの新たな規準点となる傑作となったことは間違いない。
★タフで知的、意表突く展開。飛び抜けた出来栄え。〈ELLE〉
★事実に基づく刺激的な驚き!〈ROLLING STONE〉
★ここ数年の“強奪モノ”ジャンルの最高峰!〈EBERT & ROEPER〉
監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:ディック・クレメント&イアン・ラ・フレネ
出演:ジェイソン・ステイサム/サフロン・バロウズ/リチャード・リンターン
2008/イギリス/カラー/スコープサイズ/SRD/上映時間:1時間50分
字幕:松浦美奈
PG-12
宣伝:アステア
配給:ムービーアイ