ミルク

ミルク 

MILK

1970年代のアメリカ。マイノリティのために戦った政治家
ハーヴィー・ミルク・・・人生、最後の8年間

「ミルク」は希望のはじまりだった。

2009年4月18日-2009年6月5日

★第81回アカデミー賞 最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞の2部門受賞!
作品賞、監督賞、助演男優賞、編集賞、衣装デザイン賞、作曲賞ノミネート
★2008年ニューヨーク映画批評家協会賞 最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、
最優秀助演男優賞
★2008年ロサンゼルス映画批評家協会賞 最優秀主演男優賞受賞
★2008年ボストン映画批評家協会賞 最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、
最優秀脚本賞受賞
★2008年サンフランシスコ映画批評家協会賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、
最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞
★2008年全米映画批評家協会賞 最優秀主演男優賞
全世界32映画賞受賞

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作品概要

“希望がなければ、人生は生きる価値などない。
だから、希望を与えなくては。”

<タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄>のひとり
ハーヴィー・ミルク

「完全なる勝利! 思いやりとユーモアに満ちあふれている。
今年になってこれほどゾクゾクさせられる作品に私は出会ったことがない!」
─ピーター・トラヴァース(ローリング・ストーン誌)

「人々を引き付け、魅了させる映画!」─スティーヴン・レベロ(プレイボーイ誌)

「おかしくて、感動的でしかも真実に満ちている!」─カレン・ダービン(エル誌)

★“変革”と“希望”の種を蒔いたミルクが、今に伝えること
1978年11月27日、ひとりの政治家が志なかばで凶弾に倒れた。同性愛者であることを公表してアメリカで初の公職に就いた、ハーヴィー・ミルク。それは単なる政治家の死ではなく、社会におけるさまざまな弱者の“声”に心で向き合った、英雄の死であった。“変革”と“希望”を体現したミルクの死から30年、アメリカがバラク・オバマを初の黒人大統領に選んだ年に、奇しくも映画『ミルク』は誕生した。ミルクの人生を知ることは、厳しい時代を生きる私たちを未来に導くガイドとなるかもしれない。

★ミルクの声が変えたこと ミルクの心が残したこと
1972年のニューヨークで、ミルクは20歳年下のスコット・スミスと恋に落ちる。2人はサンフランシスコに移り住み、カストロ地区と呼ばれる地域で小さなカメラ店を開く。やがてミルクは同性愛者、有色人種、シニア層など社会の弱者の“声”を伝えるべく政治の世界へ・・・。1977年サンフランシスコの市政執行委員選に4度目の出馬で、念願の当選。マイノリティを支援する条例を実現するための行動を推し進める。しかし、翌1978年、敵対する市政執行委員の凶弾に倒れた。追悼に集まった市民たちが灯した幾万のろうそくの輝きは、今でも多くの人に“希望”の光をともしている。彼の人生最後の8年間、いったい何があったのか・・・。

★オスカー俳優ショーン・ペンと監督ガス・ヴァン・サントの最高傑作!
監督はパルム・ドール(カンヌ映画祭最高賞)受賞作品『エレファント』(03)、カート・コバーンの最後の日々を描いた『ラストデイズ』(05)など、それぞれの時代と社会を、映像を通して表現し続けるガス・ヴァン・サント。ミルクを演じるのは、本作ですでにNY映画批評家協会賞、LA批評家協会賞など多くの主演男優賞を受賞しているショーン・ペン。ミルクとともにその時代を生きた若者たちを『スパイダーマン』(02)シリーズのジェームズ・フランコ、『イントゥ・ザ・ワイルド』(07)のエミール・ハーシュ、そしてミルクの命を奪ったダン・ホワイトを『ノー・カントリー』(07)のジョシュ・ブローリンなど、気鋭の個性派俳優が演じている。

『ミルク』豆知識
◆アメリカの条例制定
アメリカでは条例が国民投票によって決まる。国民投票する前は“提案”(プロポジション)と呼ばれ、その提案に反対か賛成かの投票で条例として制定されることになる。
◆プロポジション6(提案6号)
1978年にカリフォルニア州に提案されたプロポジション6”は、同性愛者やそれを支持する人たちを教職などから解雇する権利を認める内容だった。ミルクは“No on 6”(提案6号に反対)というムーブメントを起こし一躍全米に知られるようになる。

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スタッフ・キャスト

監督:ガス・ヴァン・サント
撮影:ハリス・サヴィデス
音楽:ダニー・エルフマン
脚本:ダスティン・ランス・ブラック
オリジナル・サウンドトラック:ユニバーサル クラシックス&ジャズ


主演:ショーン・ペン/エミール・ハーシュ/ジョシュ・ブローリン/ジェームズ・フランコ/ディエゴ・ルナ

2008/アメリカ/128分/カラー/アメリカン・ビスタ/SRD
字幕翻訳:松浦美奈

宣伝:ピックス
WEB宣伝:デジタルプラス
配給:ピックス

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