永遠の僕たち

永遠の僕たち 

Restless

天国より近くにいる君へ

2011年12月23日-2012年2月3日

★第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門セレクション、オープニング上映作品
★第24回東京国際映画祭特別招待作品



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作品概要

ピュアで奇妙で、衝撃的なまでに美しいラブストーリーの傑作誕生!

『エレファント』がカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)を獲得し、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『MILK』でアカデミー賞の話題をさらったガス・ヴァン・サント監督の最新作は、死にとらわれた少年と余命3ヵ月の少女がくり広げる、衝撃的なまでに美しいラブストーリー。孤独な“僕”と愛する“君”の、ちょっと奇妙で、でも甘くせつない物語は、今年のカンヌ映画祭「ある視点」部門でオープニング上映され、観客から歓喜と絶賛をもって迎えられた。

生きるとは? 愛するとは?
生と死の狭間で出会った3人の世界が輝きはじめる


交通事故で両親を失い、臨死体験をした少年・イーノック。話し相手は、彼だけが見える死の世界から来た青年・ヒロシだけだった。他人の葬式をのぞいて歩くことを日常とする死に囚われた少年は、そこで余命3ヶ月と告げられた少女・アナベルと出会う。ヒロシがそっと見守る中、死が結びつけた2人。
生きるということは、愛するということは、いったいどういうことなんだろう? 秋から冬へと向かう鮮やかな街の景色が、わずかな時間しか残されていないふたりをやさしく包み込んでいく。恋人たちとヒロシの世界が輝きはじめる。

デニス・ホッパーの忘れ形見ヘンリー×『アリス・イン・ワンダーランド』のミア×ハリウッド映画2作目の加瀬亮
ガス・ヴァン・サントの期待を超えた瑞々しい俳優たち


主人公の少年・イーノックに抜擢されたのは、昨年急逝したデニス・ホッパーの愛息、ヘンリー・ホッパー。相手役のアナベルには、『アリス・イン・ワンダーランド』から『キッズ・オールライト』まで、少女のうつろうような面影を繊細に映してきたミア・ワシコウスカ。そしてイーノック唯一の友人で、第二次世界大戦で戦死した特攻隊員の幽霊・ヒロシを、『硫黄島からの手紙』以来5年ぶりとなるハリウッド作品出演を果たした加瀬亮が感受性豊かに演じている。
監督のガス・ヴァン・サントは、故郷・ポートランドを舞台に、何かを失うことで成長する彼らの青春劇をかつてない温かなまなざしと共に作り上げた。脚本は、村上春樹原作初の逆輸入映画『神の子どもたちはみな踊る』の主演も果たした、舞台俳優ジェイソン・リュウ。自らの舞台劇 “Of Winter and Water Birds”を今回の映画化のために脚色。またヴァン・サント作品には欠かせない撮影監督、ハリス・サヴィデスによる瑞々しい映像、『MILK』のダニー・グリッカーが手掛ける愛らしい衣装の数々、そしてビートルズやニコらの楽曲を使用したセンチメンタルなサウンドトラック。彼らの才能のコラボレーションによって奇跡的な作品が産まれた。

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スタッフ・キャスト

監督:ガス・ヴァン・サント
脚色:ジェイソン・リュウ
製作:ブライアン・グレイザー/ロン・ハワード/ブライス・ダラス・ハワード/ガス・ヴァン・サント

出演:ヘンリー・ホッパー/ミア・ワシコウスカ/加瀬亮 ほか

2011/アメリカ/1時間30分

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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