ヒミズ
「生きろ」と、君が言った。
2012年2月11日-2012年3月16日
★第68回ヴェネチア国際映画祭
最優秀新人俳優賞W受賞![マルチェロ・マストロヤンニ賞]染谷将太 二階堂ふみ
世界が涙した!!愛と希望にむせかえる、まさかの「ヒミズ」実写版。魂を揺さぶる衝撃の青春感動作!
100年に1本の奇跡。鬼才:園子温×奇才:古谷実 想像を超えた驚異の化学反応。
「行け!稲中卓球部」で時代を確立したカリスマ漫画家・古谷実がギャグ路線を完全に封印した超問題コミック「ヒミズ」。渇望されつつも、「まさか」と思われていたこの作品の実写化を実現させたのは、刺激的かつ野心的な作風で今、最も目が離せない監督・園子温。日本の漫画界、映画界を代表する2人がタッグを組んで放つ「ヒミズ」が生みだす驚愕の化学反応は、猛々しく凶暴にして、壮絶に切ない。
刃の切っ先を突き付けられたようなヒリヒリする緊張感で、観客の魂を縛り付け、極限まで達した瞬間、その刃を投げ捨て、激しく抱きしめるかのようなラストへ。緊張は一気に弛緩し、こみ上げる熱いものに誰もが嗚咽をもらさざるを得ない。「ヒミズ」の実写化。あなたの想像は必ず裏切られる。これは愛と希望が溢れかえる、究極の感動作。これを観たら、もうそれまでのあなたではいられない。
世界が感嘆! きら星のごとく現れた、新たな2つの才能と、独自の『ヒミズ』ワールドを彩る、個性豊かな俳優陣
これまでも、大胆なキャスティングと独自の演出で俳優の魅力を十二分に引き出してきた園監督は、本作の主人公に染谷将太、二階堂ふみという原石を抜擢した。身を切るようにぶつかり合う彼らの壮絶な演技を引き出し、コンペティション部門に出品された第68回ヴェネチア国際映画祭では見事、日本人としては初となる最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を染谷と二階堂がW受賞するという快挙を成し遂げた。この二人の周りをかためるのは、渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、光石研、渡辺真起子、黒沢あすか、でんでん、村上淳などひと癖もふた癖もある個性派俳優たち。さらに、窪塚洋介、鈴木杏が初めて園作品に参加したほか、過去の作品で高い評価を得た吉高由里子、西島隆弘(AAA)が再び園監督とコラボレーションを果たした。
夢と希望を諦め、深い暗闇を歩く少年と、愛だけを信じる少女の、魂の出会い。
絶望だらけの世界の果てに、彼らが見たものとは―?
住田祐一、茶沢景子、「ふつうの未来」を夢見る15歳。だが、そんな2人の日常は、ある“事件”をきっかけに一変。衝動的に父親を殺してしまった住田は、そこからの人生を「オマケ人生」と名付け、世間の害悪となる‘悪党’を殺していこうと決めた。自ら未来を捨てることを選んだ住田に、茶沢は再び光を見せられるのかー。
ヴェネチア国際映画祭 最大の話題作! 日本人初の快挙!
最優秀新人俳優賞をW受賞![マルチェロ・マストロヤンニ賞] 染谷将太 二階堂ふみ
その時、誰も見たことのない驚異の青春映画が生み落とされたことを確信した。
世界を放心させた、未曾有の衝撃と未体験の圧倒的感動があなたを襲う。
第68回ヴェネチア国際映画祭。エンドロールが終わった瞬間、満員の劇場は水を打ったように静まり返っていた。直後、弾けるように始まったスタンディング・オベーションは徐々に会場を埋め尽くし、「スミダ、ガンバレ!」の歓声とともに、それから8分、鳴り止むことがなかった―。
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比類なき感動作。未来へのなりふり構わぬ奔流を描いたエンディングは秀逸!
★★★ハリウッド・レポーター紙
映画を見終わってから24時間経った今もその余韻から抜け出せない!傑作!!
★★★ザ・プレイリスト紙
染谷・二階堂の演技は情熱と感情ではちきれんばかりで、青春がスクリーンで爆発しているようだった。
★★★ダーレン・アロノフスキー(映画監督/ヴェネチア国際映画祭審査員長)
古谷実先生も絶賛&激奨!若い二人の演技が素晴らしく、感動しました! (古谷実)
監督+脚本:園 子温
原作:古谷実「ヒミズ」(講談社『ヤングマガジン』KCスペシャル所轄)
出演:染谷将太/二階堂ふみ/渡辺 哲/吹越 満/神楽坂 恵/光石 研/渡辺真起子/黒沢あすか/でんでん/村上 淳
/窪塚洋介/吉高由里子/西島隆弘(AAA)/鈴木 杏
2011年/日本/カラー/アメリカンビスタ/ドルビーSR/129分
PG12
配給+宣伝:ギャガ